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夜明けを見る会

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第二十四回・夜明けを見る会(冬至)

 「冬至」12月22日は一年の最後の観察会になりました。

第二十四回・夜明けを見る会(冬至)_c0189439_634468.jpg 5:54まだ暗いのにカラスが2,3羽鳴いていました。北斗七星と北極星がきれいに見えました。風は無く星が煌くといった様子もありません。ただただ静かに日の出までの時間だけが存在している、そんな感じでした。


 6:05 突然カラスの大群が飛び立ちました。推定500羽。暗い空を市街地方向に大騒ぎしながら飛んでゆきます。

第二十四回・夜明けを見る会(冬至)_c0189439_6493220.jpg 6:16北西のかなたの富士山。つい先日、遭難の報道があったのも忘れてしましそうな静けさです。大自然は優しいだけではありません。厳しさも併せ持っていること忘れてはいけないのです。


 6:25 明るくなった佐鳴台の高圧線にカラスの大群が止まっているのが見えます。時々舞い上がっては大騒ぎしているようです。夕方に塒入りする前の集団行動と同じように集っているのかもしれません。
 ウグイス、ヒヨドリが鳴いています。ハクセキレイがやって来て、常連のカワウ、ヒドリガモ、カイツブリ、カンムリカイツブリなども次々と登場です。

第二十四回・夜明けを見る会(冬至)_c0189439_739466.jpg 6:47 輝きを増した東の空。

第二十四回・夜明けを見る会(冬至)_c0189439_6514888.jpg 7:04 日の出、さあ新しい一日がスタートしました。気温はマイナス1℃、寒い朝です。しかし寒ければ寒いほど「お日様」の光が「恵み」であることを実感します。





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 天にも地にも、里山にも朝日。田んぼには氷、そしてギシギシの葉には霜。この「冬」を乗り越えるからこそ「春」が素晴らしいのだと思います。なんだか浪花節のようにも聞こえますが、自然を見つめることで自分の生き方を見つめていたような気がします。

 
 
 

 
by yoakewomirukai | 2009-12-24 06:41 | 夜明け